パンクロッカーとカールコード

カールコード、最高です

カールコード、使ってますか?

ギタリストやベーシストなら、誰もがシールドに対して一喜一憂したことがあるのではないでしょうか。
足元(エフェクター)の数や構成にもよりますが、最小でもギター~アンプ間の一本は必要ですものね。
世間には数多くのシールドが溢れていますが、皆さんどのように選んでいるでしょうか。
音質、値段、見た目、人によって基準は違うかと思います。
音が出ればなんでもいいぜ!というパンクな心意気の人もいるでしょう。
やはり個人的には、パンクスにこそカールコードが向いている、と思います。

パンクとカールコード

カールコード、馴染みのない人には全く馴染みがないかもしれません。
要は、昔の電話機で本体と受話器を繋いでいた線のようなシールドです。

個人的な「カールコードが良く似合うギタリスト」は、ミッシェル・ガン・エレファントのアベフトシでしょうか。最高に、本当に最高に格好良い。

さて、なんといってもメリットは、絡みにくいことでしょう。
普通のシールドって、適当に扱っていると絡まったりして非常に不便。
特にライブ中にマイク等のコードと絡まろうものなら、身動きが取れず鎖でつながれた犬のようになってしまいます。

その点、カールコードは絡みにくく、さらにステージ上でも目立つので、取り回しが非常に良く便利です。パフォーマンスとして派手に動くタイプのギタリスト・ベーシストには特に向いているのではないでしょうか。

パンクバンドはステージングが激しく、ステージ上で物が飛び交ったり人が飛び交ったり、ドロップキックが飛んできたり、といった場面が(一部のバンドでは)想定されます。
そんなパンクロックバンドでこそ、このメリットが特に活きてくるのではないでしょうか。

デメリットもあります

もちろん、全ての点が良い!というわけではなく、デメリットもあります。
まず、重い。そして、かさばる。
これ、結構重要です。
普段の移動が車なら大して問題ないかもしれませんが、ソフトケースを背負ってスタジオまで電車移動しているような人にとっては、荷物量は死活問題。

先程のメリットで挙げたように、(完全に個人的な独断と偏見ですが)カールコードを使う人間は主にロックンロール・パンクロック畑の場合が多いような気がしています。
そして、得てしてそのような人物は、面倒くさがりの人が多いです。
エフェクターすら持ち歩くのが面倒で歪み系をひとつだけソフトケースに突っ込んでいたり、それすら面倒でアンプ直接接続にしていたり。
そのような人種が使うものですから、カールコードの重さはひとつの課題ではあります。

あと、音の変化についてもよく話題になります。
通常のシールドよりも実際の導線は長くなるので、当然音痩せや音の変化、といったことも考えられますね。

すべてを吹き飛ばすメリット、格好良さ

とまあ、デメリットもある訳ですが、やはり最高のメリットは「格好良さ」でしょう。
個人的にはやはりカールコードを使うなら、アンプ直結で使ってほしいですね。
カールコードは実際使ってみると実寸より短く感じられるので、狭いライブハウスですらベース側へ辿り着けないこともあります。その姿はまるで鎖につながれた犬のようで、最高に格好いいじゃないですか。(さっきと言ってることが違う気もしますが)

また、デメリットについても溢れるパンク精神を活かせば、意外となんとかなります。
カールコードが重いなら、その分エフェクターを持たなければいいのです。
音の変化は、その変化も含めカールコードを楽しめるようになればいいのです。

このご時世、VOXをはじめとする大手メーカーのカールコードは、非常にお手軽な値段で購入できます。一部のものを除き、基本的にシールドは消耗品。コストパフォーマンスの面でも実は結構優秀です。
正直見た目や使い方を含め、かなーり好き嫌いがあるとは思いますが、一度使ってみてはどうでしょうか。

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