マッハライダー

マッハライダー

マッハの異名は伊達じゃない

時は近未来、物理法則は遥か未来?

西暦2112年。凶悪な暴徒集団の侵略によって世界は荒れ果てた。1kmをわずか3秒で駆け抜けるバイクを駆るマッハライダーは、生存者と新天地を捜し求め、暴徒集団の妨害をマシンガンでかいくぐりながら荒野を爆走する。(wikipediaより)

1kmをわずか3秒。単純計算すると1時間で1200km。マッハ1は時速約1200kmと言われているので、確かにマッハライダーはマッハ1で疾走していると言える。
凄いぞ2112年の科学力。まるで時速80kmぐらいで走行しているかのような体勢でバイクを操るマッハライダー。風圧や重力等の問題は謎の科学力で解決されたのかもしれませんが、体ムキ出しだし転倒しただけで即死するんじゃないかな?ちなみに敵である暴徒はバギータイプの車両に乗っていますが、やはり体はムキ出しです。

いや、むしろ世紀末?

マッハライダーの乗るバイクは4段変速のギア、バックミラー、マシンガンを搭載している世紀末仕様。マシンガンは路上に放置されているドラム缶や暴徒をお掃除する際に活用します。
画面右上に表示されているバックミラーを覗き込めば背後から接近する暴徒を確認する事が出来ますが、音速運行で後ろを気にしている余裕はありません。背後から迫る暴徒より、前方の路上に放置されている岩石の方が余程危険な存在ですので、しっかり前方を確認しながらの運転を心がけましょう。後方確認はわき見運転と同義です。

しかしそれ以上に危険なのはこのバイクの設計です。ブレーキがない。荒野を爆走するのはいいけど、停まる予定もないようです。
ペーパーボーイの乗る自転車が形を変え脈々と2112年まで受け継がれてきたかと思うと、なんだか感慨深い気持ちになりますね。

暴徒を鎮圧する方法はマシンガンのみではありません。体当たりで車幅を詰め、路上や路肩に放置されている障害物に激突させてもOK。
後年SFCで登場する「F-ZERO」でもこのような手法で敵機をコース外へ落とす戦法が好まれました(肩透かしを喰らいそのまま自機のみ落下する凄惨な事故報告もあります)が、「F-ZERO」のゲーム性はマッハライダーのそれを継承していると言っても過言ではないでしょう。

自機がクラッシュした際には、人間もろとも車体が粉々に砕け散ります。まあ、時速1200km出てたし。妥当な仕打ちなのかどうかも分かりませんが、粉々です。
破片や肉片が粉々に飛び散った直後には、破片や肉片が粉々に飛び散った時と同じ軌道で破片が逆再生し集結、自機が復活。平然と音速運行が再開されます。
「修復した」とか「復活した」というよりも、「無かった事にした」という表現がピタリと来るような、某SOS団団長顔負けの憎い演出です。

目的を見失い、今日も彼はマッハで走る

なお、マッハライダーは全20ステージ構成。見事全ステージを無事故無違反で駆け抜けるとゲームクリアとなりますが、ステージ20クリア後はステージ1へ戻るこれまた終わらない夏休みよろしくループシステムを採用していますので、マッハライダーが生存者を見つけたり新天地へ辿り着く事はありません。
そもそも生存者を探してるなら時速1200km運行は速過ぎる気がします。絶対見逃してるって。時速1200kmの世界に付いて来られるのは暴徒だけですが、暴徒は即肉片と化すので生存者としてカウントする意味はないようです。

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