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第6章 アレフガルドのゾーマ
アンダーグラウンド・サーチライト
魔王バラモスを倒した喜びも束の間、新たなる敵大魔王ゾーマを倒すべく、地上世界を旅立った肉壁勇者一行。
地上に別れを告げる前に竜の女王の城に行き、「ひかりのたま」を入手しておきます。
そしてギアガの大穴に落ち、闇の世界アレフガルドに到着。
かつて聖霊ルビスが創造したこの世界も、今ではルビス様が封印され大魔王ゾーマの支配下。
朝が来ない闇に包まれた地下世界を開放するため、肉壁一行はゾーマ討伐へと赴きます。
……その前にまずは、地下世界の探検と装備品集め。
ラダトーム城にて「たいようのいし」と「ようせいのちず」を入手。
次は、北の洞窟に潜り「ゆうしゃのたて」の入手を目指します。
このダンジョン、内部では魔法が使えないというこの旅にとっては悲劇のダンジョンです。
しかし、どうせ全部逃げるしかしないので関係なし。
ボスがいなくて本当によかった。
聖霊のほこらに立ち寄り、「あまくものつえ」をもらう。
今まで一行にお告げをしていたのはこの聖霊だとか。
という事は勇者をむっつりスケベだと判断したのもこいつか……。
そのせいでどれだけ苦戦させられたことか。
で、マイラでは「ようせいのふえ」を入手。
これがあれば石になったルビス様を復活できる重要アイテム。
……なのに、温泉の脇の草むらに落ちてるってのはなんででしょうか。
アレフガルドの人はルビス様信仰がないのかなあ。哀れな創造主様。
そのままルビス様が封印された塔に向かい、笛でルビス様の封印を解いて、「せいなるまもり」をもらいました。
あ、道中で「ひかりのよろい」も拾いました。
虹の橋を越えて
一通りアイテム回収を終えたので、最終地点のほこらへ向かいます。
「たいようのいし」「あまくものつえ」「せいなるまもり」を謎の神父の力で「にじのしずく」へと変えてもらいます。
アレフガルドでは今も未来も、明らかに不便な場所に住んでる人が多いのはなぜだろう。
これで殴り込みはいつでも可能。その前に装備を整えます。
まあ勇者の装備はあらかた揃ったので、残り3人の防具を集めましょう。
そこで、この旅では初のすごろく場へ行きます。
温泉街マイラの井戸の中にあるすごろく場で狙うのは、ゴールではなくて途中のよろず屋。
この店にはなんと、最強防具の「ドラゴンローブ」が普通に売っています。
数回粘り、なんとかよろず屋に到着。無事3着購入。
サイコロが余ってるけどめんどくさいので「やめる」。
ゴール景品(ひかりのドレスやグリンガムのムチ)なんかには興味はないのです。
どうせ装備できないし。
これでアレフガルド探索は終了。
いよいよ、大魔王ゾーマの城に乗り込むことになります。
風雲ゾーマ城、苦戦
「にじのしずく」を使いゾーマ城に橋を架け、ついにラストダンジョンに乗り込みます。
……そういえば書き忘れましたが、アレフガルドではあるイベントを行うことで、勇者の(ほぼ)最強武器である「おうじゃのけん」を入手することができます。入手しませんでしたが。
武器などあっても邪魔なだけ。
全員手ぶらでゾーマ城に突入です。
しかし、ここで一つ問題が発生。
ゾーマと戦う前には、「キングヒドラ」、「バラモスブロス」、「バラモスゾンビ」との三連戦があります。
なんとこの三連戦、戦った後に回復のため街に戻ると復活してやがります。
つまり、三連戦を終えたら回復せずにゾーマと戦わなければなりません。
三連戦でどんなにMPを節約しても、三連戦後のゾーマまで考えると、最小限のMP消費で切り抜けても足りないという事が発覚。
……かといってこれ以上レベル上げるとゾーマ戦がつまらなくなりそうだし。
仕方ないので、ゾーマ戦直前で「いのりのゆびわ」を使いMPを回復してからゾーマに臨みます。
うーむ、戦闘前に回復してくれるDQ6のデュラン様を見習ってほしいですね。
もう一つ仕方ないのが、ゾーマの闇の衣。
ゾーマは初期状態で闇の衣をまとっていて、戦闘中に「ひかりのたま」を使うと闇の衣がはがれ、弱体化します。
問題は、闇の衣のままだと攻撃魔法が効かないこと。
仕方ないので、戦闘開始直後の「ひかりのたま」使用はOKにします。
まあ、普通に攻略していても「ひかりのたま」は使うんですけど。
なんだか2回も妥協したようにみえるかもしれませんが、そんなことはきっとない。
さあ、とりあえず三連戦のダイジェスト。
・キングヒドラ戦
勇者の父親、オルテガの仇。
炎が強い。
が、特に危なげもなく撃破。
・バラモスブロス戦
連続行動でのイオナズンが辛い。
が、ベホマラーで対処できる程度だったので苦戦せずに撃破。
・バラモズゾンビ戦
通常攻撃しかしてこないが、攻撃力がやたら高い。
魔法使いは一発で瀕死になる。
が、スクルト後はダメージ喰らわなくなり、余裕の撃破。
ここで(いのりのゆびわで)MPを回復し、いよいよ大魔王ゾーマとの決戦の時。
大魔王ゾーマの恐怖
1ターン目に「ひかりのたま」を使用、闇の衣をひっぺがします。
ここでゾーマ(闇の衣なし)のデータと戦法。
ゾーマ
HP4700
行動回数:完全2回行動、ランダムで以下を選択。
通常攻撃:スクルトなしで一人に150前後のダメージ。実は一番きつい。
凍える吹雪:全体に80前後のダメージ。連続だときつい。
マヒャド:全体に40前後のダメージ。弱いのでラッキーターン。
凍てつく波動:割と高確率でやってくる。
問題はやはり、いてつくはどう。
スクルトやフバーハをかけても、頻繁にやってくるコレのせいで無駄に。
フバーハだけでも常にかかってるようにしようかと思いましたが、数戦して不必要と判断。
補助魔法(スクルトやフバーハ)は一切なしでいきます。
魔法使い二人は常にメラゾーマ。
一発180前後のダメージなので、だいたい13ターンほどで倒せる計算。
勇者も余裕があればライデインをして援護するので、たぶん10ターン前後持ちこたえれば撃破できるはず。
勇:ダメージ喰らってたら回復、余裕あればライデイン。
僧:ひたすらベホマラー。臨機応変にベホマ。攻撃はなし。
魔:状況に関わらずメラゾーマのみ。
バラモス戦と違い自動回復がないので、僧侶まで攻撃しなくても大丈夫なはず。
メラゾーマが100%命中するし。
いてつく波動対策でスクルトがないので、通常攻撃が痛すぎる。
魔法使いは当たり所が悪いかったり前ターンのダメージが少し残ってると一撃であの世行き。
タフな勇者ですら2発で瀕死になります。
2回行動で通常攻撃・通常攻撃のターンなんてドキドキもの。
ひとりも欠かせない、ギリギリの戦闘。
闇の衣を剥がした後は、殴られないよう祈りながらひたすらメラゾーマ。
ゾーマは凍てつく波動2連続なんておちゃめなことをするからかわいいですね。
と、余裕ぶってたその時。
事件は8ターン目に起こった。
こごえるふぶき→通常攻撃のコンボで、僧侶が死亡!!
一応勇者がザオラルできるものの、回復できるのが勇者しかいないので生き返らせる余裕はありません。
あと数ターン、勇者で回復しながらひたすらメラゾーマするしかない……!
今までお荷物だった勇者、ここでまさかの大活躍。なんて主人公気質なんだ……。
勇者はベホマラーできない(できてもどうせMP不足だが)ので、回復はベホイミ、ベホマ。
全体攻撃主体のゾーマ相手だと、どうしても回復が間に合わない。
どうせあと数ターン、勇者の回復は捨てて魔法使い優先で回復。
数ターン後。
勇者が殴られ、さらにこごえるふぶき。勇者と魔1が瀕死状態に。
勇者の残りMPもわずか。そろそろ決めたいところ……!
魔1のメラゾーマが入り、魔2のメラゾーマ……
ゾーマを やっつけた!
……やりました。
大魔王ゾーマまで、魔法のみ(軽い妥協アリ)でクリア。
振り返ると、どのボスもギリギリで倒してきた気がするなあ……。
このギリギリ感がまた、制限プレイの楽しいところですねぇ。
決着、そして
ゾーマを倒したことで地下世界アレフガルドの闇が消え、朝を迎えることができました。
肉壁一行はラダトーム城に凱旋し、英雄「ロト」の称号をもらいます。
(主に肉壁として)活躍した若き勇者、そして3人の魔術師たち。
彼らはこうして、伝説となったのでした。
そして、勇者が使っていた武器・防具はロトの装備として後世へ受け継がれ……って、あ。
武器なんて最初から最後まで一切装備してなかったのに、何がロトの剣になったんだろう……。
後の世に伝わっているロトの剣、あれはもしかすると捏造品なのかもしれませんなぁ。
やはり民衆は、「剣を使わなかった勇者」なんて認めてくれなかったんでしょうか……。
さて、これでドラクエ3魔法縛りも完結。
……とは、もちろんいきませんよね。
次回、最終章にて、隠しボス「しんりゅう」戦です。