ドラえもん

ドラえもん

ドラえもん(アクションの方)

こちらはハドソン版

ファミコンには、ドラえもんのゲームが2つ存在する。ひとつがこのハドソン版ドラえもんで、アクションゲーム。もうひとつがエポック版ドラえもん(ギガゾンビの逆襲)で、ジャンルはRPG。
今回はアクションゲームである「ハドソン版ドラえもん」を紹介する。

多彩な操作方法によるステージ

全3ステージ構成のこのゲームは、アクションといっても各ステージごとに趣向が異なる。
各ステージはそれぞれ、「宇宙開拓史」「大魔境」「海底鬼岩城」といった大長編ドラえもんをベースにしている。

・ステージ1(宇宙開拓史)
このステージは、基本的に見下ろし画面を上下左右へ移動しながら進む方式。
ステージ前半はトカイトカイ星、後半はコーヤコーヤ星という原作に基づいたマップを攻略していく。
ステージ1の難易度を分けるのは、アイテム(ひみつ道具)の位置把握だろう。
多くのアイテムは前半ステージの隠し扉内部にあり、アイテムを取得することで攻撃力が大幅に向上する。
いかに無駄なく、円滑にアイテムを取得しつつゴールへ向かえるかが、ステージ後半の難易度を大きく変化させる。
ボスは大して強くないが、後半ステージはボスまでの難易度が高いため、前半でしっかりアイテムを取得してから臨むべきだろう。

・ステージ2(大魔境)
ステージ1とは変わり、シューティングステージ。ルートによってスクロール方向が変化する、トリッキーな構成になっている。
途中でスネ夫とジャイアンを助けることができ、当たり判定のない攻撃装置(いわゆる「オプション」)として援護をしてくれる。
敵の多さや地形の複雑さなど、難易度は多少高いものの慣れれば攻略できるレベルだろう。
また、ジャイアンが仲間にいる場合、コントローラⅡのマイクを使うことで画面内の敵を全滅できる。(1回のみ)
数少ないファミコンマイクの利用方法だ。(ステージ1、3にもマイクを使える場所はある)

・ステージ3(海底鬼岩城)
ステージ3はサイドビューで、海の中で仲間やアイテムを探しながら奥へと進んでいく面だ。
このステージでは一定条件を満たしてしまうと、仲間やアイテムを連れ去る敵が出現する。めんどくさいことこの上ないので、十分に注意しながら探索する必要がある。
なお、なぜかこのステージでは自機(ドラえもん)がダメージを受けた際の無敵時間がない。そのため、敵に連続して触れてしまい即死、ということもあるため極力敵に触れないようにするべきだ。ただ、中ボスの大ダコはダメージ覚悟で攻撃連打するしかない気がするのだが。

流石のハドソン

各ステージが異なる操作性ということもあり、なかなか楽しめる本作。難易度も若干難しいが、アイテムの場所を覚えればそれなりにプレイできるだろう。
ファミコン時代は、漫画やアニメが原作のゲームが非常に多かった。その中身は当然玉石混交であり、今でも名作と謳われるゲームもあれば、伝説のクソゲーと言われるものもあった。各ゲームメーカーがある意味自由に制作できた当時の時代背景を考えれば、この結果は当然なのだろう。その中でも秀作なこのゲーム、今でも十分に楽しむことができる。

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